SONY α7R IIで撮る我が家からの定点観測

今日は各地で大荒れの忙しいお天気でしたね。
我が家のある晴海地方は、来るぞ来るぞって待ち構えていましたが、結局、何事もなく過ぎ去っていったのでした。しかも最後に太陽さんまで顔を出すというおまけ付き。
晴海地方では、もう何年もゲリラ豪雨なるもの降っていません。不謹慎ではありますが、ある意味、ちょっとだけ残念。

さてこの写真ですが、実は友人から暫し SONY α7R IIをお借りしています。SIGMA以外のカメラをまともに使ったのはいつ以来だろうか。
5Dmk2を愛用していたのですが、ある日、ひょんなことからDP2xを使い始めて、何やら画質がただならぬような気がして、あろうことか当時最強だと信じていた5Dmk2+50mm F1.2Lとガチで勝負させてみたのでした。結果、ピクセルサイズ自体が小さいのでトータルではなんとも言えないのですが、明らかに等倍では惨敗していたのだ。結構ショックだったのを覚えている。そもそも等倍鑑賞なんて、DP2xに出会うまでは、やったことなんてなかったよ。おそらくSIGMA以外のカメラを使っている人で等倍鑑賞なんて酔狂なことをやっている人なんて皆無だと思う。だってベイヤー機でやっても、あまりオモシロくないしね。
さて、このα7R IIですが、まだお借りしてからまともに撮影していないので、決定的な言葉はさけておきますが、ファーストインプレッションとしては、流石最新のカメラだと思うところが多々あって、オートフォーカスは激速だし、ISO感度のことなんてなにも気にせずに撮れちゃうし、撮影自体は快適そのもの。すっかりSIGMAに慣らされていたことに今更ながら気がついたのでした(^^ゞ。
とは言え、等倍の画質については、5Dmk2から然程の進化はしてないような気がする。どう頑張って現像しても、なんとなくノッペリとしていて立体感に乏しい。ISO 100に限って言えば、Foveonは間違いなく王者だと思う。現像作業に関しても、PhotoshopやLightroomで直接扱えるのは便利だけど、Foveonに比べてどうもデータ量が足りないような気がする。現像する人によって如何ようにも仕上げられるFoveonの方がクリエイティビティを発揮できて断然楽しい。
でもこの部分が普通の人には、面倒くさくて我慢ならないのも分かる気がする。ただ、なんでも簡単にそれなりに撮れるカメラもいいが、SIGMAにしか撮れない画があるのも事実。その部分に魅力を感じてしまったら、多少の不便なんて帳消しになるくらいハマってしまうのがSIGMAのカメラなのだ。

さて7月7日に満を持して登場するsd Quattroですが、発表された価格がまたスゴイよ。ボディのみだと8万円程度で買えてしまうのだ。大方の予想が25万円くらいで、20万円を切ってくれたら嬉しいよね、なんて言っていたので、8万円は流石にぶったまげたよね。この価格に釣られて、SIGMAデビューする人も多いかな?
その際は、どうか取り回しの悪さに短気を起こさず、じっくり専用の現像ソフトと向き合って、完成した写真の画質をチェックしてほしい。おそらくその素晴らしさに驚嘆するはずだ。

Location / Fixed-point observation from my home, Tokyo ,JAPAN

+CAMERA
-SONY α7R II
-SIGMA Art 20mm F1.4 DG HSM