First Impression / FUJIFILM GFX 50S + GF23mmF4 R LM WR

なんと私の手元に今、あのFUJIFILMの中判カメラ GFX 50Sがやってきた。いや、お買上げした訳ではありません(^^ゞ。無理無理無理~~~(^^ゞ
だって実勢価格を調べてみたら、ボディだけで70万円強でレンズは30万円だよ。合わせて100万円超え~~~(*^^*) 私には過ぎた機材だわ。

いやいや気を取り直して、折角なのでいつもの定点観測でテスト撮影をしてみたのでファーストインプレッションをしましょう。

最近ではすっかりSIGMAのFoveonなカメラの使い手になっておりますが、その昔CANON 5Dmk2を愛用しておりました。その時点では画質においてはナンバーワンだったように思います。NIKON D800が出るまでは・・・。CANONユーザーとしてはちょっと悔しかった。要するに画質に拘っているのです。ならさっさとNIKONNにに乗り換えれば良かったじゃんと、ツッコミが来そうですが、レンズ資産が半端なかったんです。厳密には私が所有するレンズではないのですが、ここではそのお話は割愛します。ってことで早くCANONでも高画質のカメラが出ないものかと願っていましたが、それは5DsRが出るまで待たなければならなかったですよね。
まあ、そんなこんなと悶々としているうちに、SIGMAとの幸運な出会いがありました。なんてったって私が望んでいる画質番長だったからです。そこから徐々にFoveonにハマりつつ現在に至る訳ですが、あ、いや前置きが長いですね。ってことでGFX 50Sのファーストインプレッションです。
中判カメラってことでセンサーが巨大です。ただし5140万画素と中判フォーマットとしては少々控えめな感じではありますが、なんというかベイヤー機にしては、余裕が感じられました。流石にセンサーサイズがデカイというのはこういうことなのかってことを実感しました。
さて今回のこのカットは夜明けの東京ですが、ネットに載せる2048pixにリサイズしてしまえば、もうまったく文句の付けようがない感じです。と、なんとも意味深な書き方をしていますが、オリジナルサイズの等倍ではやはり鑑賞には難しいようです。データの等倍鑑賞になんの意味があるのかと言われればそれまでですが、本当の興味はその先にあって、大判プリントにした場合は、どの程度のクオリティなのかってことなんです。それは近々私が主宰するIsland Galleryの企画でお披露目いたしますのでお楽しみに。

さて、画質を語るにおいて、もう一つ重要な事があります。それは色の再現性です。光がたっぷりある真っ昼間ならともかく、こんな夜明け前のアヤシイ光ですと、メーカーごとにクセが出てくるものなのですが、このGFX 50Sにも、かなりクセがありました。それを補正するのに意外と苦労しましたが、とは言え慣れてしまえばすぐに出来る話しなので問題は無いとは言え、Photoshopなどのツールを使いこなせない人には、結構厳しいかもしれませんね。もっとも、こんなお高いカメラを手にする人は、まったく問題ない話しではありますね。
ちなみにQuattroセンサーは、ほとんど色補正をせずとも、ナチュラルな仕上がりになります。

Location / Fixed-point observation from my home Tokyo ,JAPAN

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FUJIFILM GFX 50S + GF23mmF4 R LM WR