Parent and child tree of snow / 親子の木 北海道美瑛

年末年始北海道の旅の記録です。

なんだかんだで美瑛はフォトジェニックな場所が多いです。これはあとから判明したのですが、『親子の木』と命名されている有名なスポットでした。こんな風景に出会いたくて、自分の車を走らせて来たのでした。
 
 
さてここからは車のお話。長文注意です。
たまにはカメラネタじゃないお話です。

私は過去にZやランクル80といった、スポーツカーから本格四駆まで20台ほど乗り継いできましたが、今の愛車はKのHONDA N-BOX(以下Nボ)です。この話をするとかなり驚かれるのですが、Kで北海道まで行くんですか?と・・・。疲れないですか・・・いや、そりゃ疲れますよ。でもKだから疲れるのではなく単純に長距離だからです。そして新型のNボはかなり優秀でして、最新のKを知らない人には信じ難いかもしれませんが、普通車とまったく遜色ない走りをします。いやそれどころか、デザイン上、アイポイントも高く視界も広い、更に車内も広々としているのでとても快適なのです。

そして特筆なのが、新型のNボには HONDA SENSINGなる安全運転支援システムが標準で付いていることです。最初は特に期待していなかったのですが、これがかなりスグレモノで、一度これを体験してしまったら、もう二度とコレ無しの車には戻れない体になってしまいました。自動運転とまではいかないですが、随所に未来を感じさせます。
たとえば、私が一番気に入っている機能にACCという、予め設定した車速内でクルマが自動的に加減速するというもので、前走車との適切な車間距離を維持しながら追従走行するのです。それと同時にクルマが車線をはみ出しそうになるのを防ぎ、車線内へ戻すように支援してくれる路外逸脱抑制機能を併用すると、もう自動運転の入り口に来た感じです。ただし全くハンドルを握らずにいると、10秒くらいしたら警告が出るので全自動というわけにはいきませんが、運転によるストレスはかなり軽減され、長距離運転には微妙に効いてきます。

とまぁ、なんだかHONDAの提灯記事のようになってしまいましたが、あまりにも満足度が高かったので、ついつい書いてしまいました。他にも随所に安全装置や工夫がされており、Kにしてはかなりお高い値段設定ではありますが、こりゃ売れるよねと思わせる納得の価格でもあります。

それとこれは特にNボのお話ではありませんが、よく雪国に行くには四駆じゃないとって神話のように思われていますが、私はランクルなどの本格四駆なども乗ってきた経験から申し上げますと、FFで充分だということです。スタッドレスタイヤを履けば、大抵の場所には困らずに行くことが出来ます。四駆でなければならない状況は、そんなに無いってことです。たとえば急な坂道に一旦停止しなければならないとか、下回りをガリガリするような雪深いところとかですが、普通に走っていたら、そんな場所はなかなかありません。それどころか曲がるとか止まるといった基本的な動作は、四駆であろうがFFであろうが関係ないのです。意外にも四駆による事故が多いのは、過信しているからなのかもしれませんね。

Location / Biei Hokkaido ,JAPAN

+CAMERA
-SIGMA sd Quattro H
-Art 24-35mm F2 DG HSM