カジカガエルの里は、美しい清流だった。

ある夜明け前、体はとっくに眠いんだけど、頭が冴えちゃって寝るに眠れず、しかたないのでクールダウンしに、リビングにいってテレビをつけた。すると聴きなれない鳴き声がしてきた。カジカガエルなるモノだ。初めて聴いた美声に、一気に惚れた。

いつかバイノーラルで録ろうと思い、早速お魚博士のかわむつセンセーに相談する。かわむつセンセーはお魚博士ではあるけど、生物全般、いや、植物もだけど、無茶苦茶造詣が深いのだ。一家にひとり主治医じゃないけど、必要な人物なのだ。

でもって、カジカガエルの事を話すと・・・
すんなり、あ、それなら我が家の近所に鳴いていますよときたもんだ^^;。確か件のテレビ番組によると、限られた清流にしか生息してない貴重なカエルとの事だったんだけどなぁ・・・などと思いつつ時を待つ。
そして一昨日、かわむつセンセーのご案内でカジカガエルの里へ行って来た。

上記の写真がそのポイントです。
夕陽に清流がピンクに染まって、なんとも現像的な場所だった。そしてこの日はホタルも最盛期を迎えていたのか、夕暮れと共に、満月近くの朧月夜に妖しく飛び交う姿も沢山見ることが出来たのでした。

そして肝心のカジカガエルの美声も、バイノーラル録音で収めることが出来たのでした。これは何れまた、何かの機会にご紹介しますね。

この2点のカエルの写真は、かわむつセンセーが後日、わざわざ写真に収めるため、再訪して撮影したモノです。なんとも可愛らしいよね。

Photo by KAWAMUTSU / MASAKAZU WATANABE

「カジカガエルの里は、美しい清流だった。」への2件のフィードバック

  1.  お疲れ様でした。今夜、地元では雨が降っています。本当に良い時に行きました。よかったです。フクロウまで見れましたからね。
    「確か件のテレビ番組によると、限られた清流にしか生息してない貴重なカエルとの事だったんだけどなぁ・・・」…これってテレビの得意技です。いっぱいいますと言うより、貴重だって言っておいた方が間違いないですからね。実際のところは結構、普通にいますけどね。やっぱり情報は情報として、興味のあることは自分の目で、耳で確かめてほしいと思いますね。

    1. センセー、いつも的確なコメントありがとうございます。
      そして、IslandSoundチームにようこそ!

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