今夜、何人の人が、この隅田川花火大会によって救われたのだろうか。

花火の自粛が続いている。と言うか、かなりのイベントが中止になっている。確かに、あの大震災の事は忘れてはいけないし、未だ解決すらしてない現在進行中と言うこともあるので、手放しには喜べない。

でも、そもそも祭りの意味って、辛い毎日、日常から、一瞬でも解き放たれて、気も心も弛め、また明日から始まる現実に立ち向かうべく・・・が、昔からある知恵だったように思う。

数字では見えないけど、今夜、何人の人が、この隅田川花火大会によって救われたのだろうか。

さ、明日もまた、東北に想いを馳せて、明治神宮で祈りの『海森彩生写真展』で張り切ります。

+ゲスト写真家 山本謙治 / この食を、未来へ繋ぐ。
http://umimori.com/2381