『Google+ 三人写真展 The Three Men Emerge』開催に向けて

Google+ 三人写真展 The Three Men Emerge

『Google+ 三人写真展 The Three Men Emerge』開催に向けて
世界に名だたるカメラメーカーのほとんどが日本にあるのに、世界で活躍できるフォトグラファーは未だ少ない。そもそも日本にアートフォトとしてのマーケットも極端に少ない。これは国民性なのか、そもそも需要が無いのか、それとも写真家のレベルが低いのかは定かではない。そして更に付け加えれば、写真を扱うギャラリー自体も少ない。これは写真をこよなく愛するギャラリストとしては、実に淋しい日本のアートフォトの現状だ。

海外に目を向けてみましょう。
ビンテージプリントや有名フォトグラファーなどは、すでに大手オークション会社でも取り扱いがあり、そこそこ活況を呈している。そしてオークションなどの扱いはないが、オリジナルプリントが売れまくっている人気フォトグラファーの存在もいる。もちろんそれを支えるギャラリーも多い。すでにアートフォトは、ファインアートの分野としても完全に定着している。

日本はどうなのか?
プロ写真家として活躍している人はそれなにはいるが、ギャラリーで個展が出来るほどの作品を撮っている人は極少数だ。おそらく金にならないからであろう。そしてクライアントさまありきの写真しか撮っていない人には、到底美術画廊を埋めるだけの作品は撮れない。

ようやく今回の本題だ。
写真を楽しむ人達は確実に増えているし、携帯まで入れれば、ほぼ全員が何らかのカメラを所有していて、それを楽しんでいる。ところがアートフォトとなると、どうにもパッとしない。写真への興味は海外に負けずにあると思うのだが・・・。

さて、私が注目したのはハイアマチュアの存在だ。
この人達は実に純粋だ。本業を持ちながらも、余暇を利用して、真摯に写真に取り組んでいる。そしてクライアントさんへの縛りがないので、本当に心が動いたものを追求している。

そしてIslandGalleryが注目したのはGoogle+だ。
Google+には写真好きの方が大勢いらっしゃる。撮る人も見て楽しむ人も本当にアクティブだ。現に毎週末毎に、Google+で集まった人たちで、フォトウォークも盛んに開催されている。

となるとギャラリストとしては、どうしても盛り上げたいのはアートフォトだ。
音楽業界の人たちに叱られるかもしれないが、あえて引き合いに出してみます。かつて音楽業界が盛り上がっていた頃、憧れのスターの存在があった。そう、みんなそれを夢を見て、ギターを弾いたりバンド組んだりしていた。明日のスター予備軍が沢山いたのだ。実はアートフォト業界には、明日のスター予備軍は沢山いる。いないのはスターだ。スターが生まれれば自ずと賑やかになるハズだ。そして私は明日のスターをGoogle+から三人の写真家を見つけ出した。

つづく・・・

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