今が盛りと咲き誇る古代蓮の沼の水面に目をやると、
静かに漂っている花びらを発見。
自然が創り出した美に、しばし心を奪われました。
Location / Gyoda Saitama ,JAPAN
+CAMERA
-SIGMA fp L
-100-400mm F5-6.3 DG DN OS | Contemporary
自然写真でアートフォトとして発表するとなると、やはりPhotoshopなどのアプリで大なり小なり調整はしたい派です。
そしてRAWデータで残しておけば、アプリや自分自身の進化により、最初に現像して仕上げたときよりも、更にレベルをあげられる可能性もあります。
という事で、10年前に撮影したRAWデータを最新の技術で『琳派』をイメージして現像してみました。
琳派の作品には、美しい色彩や独特なデザインが特徴的であり、美意識が高く、日本の伝統文化を感じさせます。琳派は、美意識の高い芸術的な価値と、実用性を併せ持った日本の美の象徴の一つだとの想いから、私なりに写真での表現を試みました。
それにしても10年前のこのカメラ、SIGMA dp3 Merrillですが、私にとっては未だに最高のカメラのひとつです。Foveonセンサーの超解像度と独特の色ノリが大好きです。
最後に付け加えますと、これは撮って出し派を否定するものではありません。
最終仕上がりをイメージして完璧に光をコントロールして勝負している、特にポートレート系の写真家さんは本当にスゴイと思います。むしろリスペクトさえしています。
Location / Nagano, JAPAN
+CAMERA
-SIGMA dp3 Merrill
梅には少し間に合いませんでしたが、菜の花は満開でした。
さてこの日は、SIGMAからリリースされたばかりの50mm F1.4 DG DN | Artの1本勝負でした。
本来ならばもう少し絞らないと絵になりにくいのですが、折角ですから開放のF1.4で撮っています。ピンがきている部分の浮き上がり方が気持ちいいし、前後のボケも美しいですね。
4枚目だけはF2.8まで絞っていますので、やはり安定感はありますが、それでも梅の浮き上がり方は気持ちいいですね。
Location / Hamarikyu Gardens Tokyo ,JAPAN
+CAMERA
-SIGMA fp L
-50mm F1.4 DG DN | Art
Location / Nyuto Onsen Akita, JAPAN
+CAMERA
-SIGMA dp2 Quattro
年末年始にかけて愛車 TESLA Model 3で10泊11日をかけて北海道に遠征してきました。
今回はTESLA及び電気自動車に興味がある方の参考になればという事で、ブログにシェアします。
自宅マンションを満充電で出発。
その時の満充電時における航続可能距離の表示は571kmでした。
新車時が585kmあったので、少し劣化したのかなぁなどと思いましたが、もしかして年末の冷え込みによるものかとも推察。
もちろんすでに1年で走行距離が3万キロを超えていたので、多少の劣化もあるかと思います。
今回のTESLA旅は、全工程が10泊11日と、時間に余裕があったため、基本一般道を優先して走行しました。移動時間の都合上、多少の高速は使いましたが、高速で一気に目的地に行ってしまうと、点と点でしか印象に残らないので、贅沢にも一般道をひた走り、途中の街々を観察しながらの移動です。
という事で、初日の宿泊先である仙台までの行程は、東京の自宅から水戸までは高速を使い、そこから仙台まで海岸線沿いの一般道をのんびり走りました。走行距離は 400km弱です。
仙台にはTESLAの急速充電機であるスーパーチャージャー(これよりはSCと表記します。)が設置されているので、ホテルにチェックインする前に充電をしました。
翌日は日本一長い無料の高速道路である三陸沿岸道路を使い、津軽海峡フェリー青森ターミナルまで480kmを無充電で一気に走りました。
いやぁ、初めて三陸沿岸道路でしたが、実に快適な道で、これが無料なんてとてもありがたいことです。とは言え時間優先なら、東北自動車道を普通に使った方が断然早いし移動距離も短いです。
さて青森から二日目の宿泊先である函館に津軽海峡フェリーで渡ります。
いよいよ北海道に上陸です。
東京>仙台>青森
905km
135Wh/km
北海道の初日は函館に宿泊しました。
翌朝SPで充電をして、次の宿泊地である札幌を目指します。
実は北海道ではまだ二箇所しかないTESLA SCのひとつが函館で、もうひとつが札幌なんです。これが出来たおかげで、北海道まで遠征してみようと言う気になったのでした。
TESLAに乗る前は普通のガソリン車で、それまで毎年年末年始を利用して北海道に10年以上通っていましたし、東北を始め雪国には割りとよくでかけていたので、ある意味、雪道には慣れていましたが、一昨年2021年の12月23日にTESLA Model 3が納車された時点では、北海道にSCは函館にしかなく、流石に初めての電気自動車で、しかも納車したばかりで北海道に行くのは躊躇して、その年は東北旅にとどめておいたのでした。
という事で今年は充電の心配が無い、函館・札幌のSCを中心に旅のスケジュールを考えたのでした。
さて、ここで電気自動車に馴染みが無い方のために、TESLAの充電について書きます。
充電方法は大きく分けて、以下の3つです。
以上を勘案しますと、北海道TESLA旅は函館・札幌を中心に考えれば、まあ充電に関するお悩みは解決となりますが、折角北海道に行っているのに、それで魅力は半減ですよね。
せめて旭川までは行きたいと考え、ならばという事で普通充電が出来るホテルを探したところ、アートホテル旭川がヒットしました。ここには何度と無く泊まったことがあったので安心です。
という事で、札幌に一泊したあとは旭川に二泊しました。
夕方にホテルに戻ってきて、普通充電で翌朝ほぼ満充電です。これは便利で快適です。
それからまた札幌で一泊、函館で二泊してこれで北海道旅は終了です。
北海道内
1,444km
200Wh/km
早朝のフェリーで函館>大間をフェリーで渡り盛岡を目指しました。そうです盛岡にもTESLA SCがあるからです。
翌日は乳頭温泉に寄って秋田で一泊。
実はここで少々問題が発生しまして、事前情報から宿泊先の目の前の大きな駐車場に、なんと無料の普通充電が使えると言うことで、これはラッキーなお話だと思っていたのですが、なんと5時間限定と言う落とし穴があったのでした。普通充電で5時間限定とはなんとも切ない。むしろ有料でもいいので普通に時間制限をかけないでほしいです。
さて、10泊11日と言う長い旅も終わり、翌日は山形SCを経由して、東京の自宅まで一気に帰宅しました。
みなさまのご参考になれば幸いです。
青森大間>盛岡>秋田>>山形>東京
1,049km
159Wh/km
Total / 3,398km
消費電力 / 133.93wh/km
平均電費 / 170Wh/km