「天の川」タグアーカイブ

天の川が流れる月ヶ浜の夜 / マニア編

島の人は『トゥドゥマリの浜』と呼んでいる神聖なる場所、西表島の月ヶ浜。

月の無い夜は深い闇が支配している。

こんな夜にしか鮮明な天の川に出会う事は出来ないけど、実はいつでも昼も夜も、天の川は我々の頭上に流れている。

__site TINGARA________________________________________________________________

ここまでは本家site TINGARAで書きましたが、ここからはもう少し技術的なことも書いてみようかな。

前にTIMELAPSE.JPに同じフッテージをアップしましたが、現像を少し見直して、前よりも地味目に仕上げてみました。YouTubeにあげるため、サイズを HD1080Pから HD720Pにリサイズしなければならないので、ネットだけだったら派手目がインパクトとしてはあるのですが、HD1080Pで鑑賞するとしたら、これくらいの方が良さそうです。
もっと言えば、フルハイビジョンの4倍、4Kの映像にした場合は、もっと地味目に仕上げても良さそうですね。この辺りはトライアンドエラーでしょうか? 元をRAWで撮影しているので、現像によってかなり自由に表現できるのが良いね。

いつか4Kで上映出来るようにしてみたいな。
近い将来の目標とします。

▼撮影機材
+CANON 5D MarkⅡ
+EF16-35mm F2.8L II USM

▼編集ソフト
+Adobe CS3
+Adove After Effects6.5
+CANOPUS EDIUS PRO4
+TMPGEnc 4.0 XPress

music by TINGARA
http://www.tingara.com/

デートの車にやられました。ちっ! / 九十九里の天の川


突然思い立って九十九里まで天の川を撮りにいった。

薄暮が終わる20時くらいから初めて、お月さまがお出ましになる23時くらいまでの三時間が勝負だったのに、事のほかロケーションに手間取り、あろう事か21時を回ってようやくスタートしたのだから遅いよね(^^ゞ。

そうそうワンショットの写真を撮りに行ったのではなく微速度撮影です。

で、この写真からもお分かりの通り、すでに天の川はフレームの中央に位置しています。右下にはに明るい街の光が迫っていますので、時間が経つに連れて天の川は消え行く運命だったのでした(^^ゞ。

しかもお盆休みだったからなのか、以外にも車の往来があり、何度かヘッドライトにやられてしまいました。しかもそのほとんどがデートだったような・・・ちっ!

と言うわけで、TIMELAPSEにしてみましたが、残念ながら今回のはアップするのを見送る事にしました。この場所は去年の根本海岸のように飛行機の往来が多く、天の川を横切っていく様は何ともカッコいいので、いつかリベンジしたいと思います。夏の天の川があるうちにね。

お願い事が底をつきました。 / 西表島

西表島・石垣島の旅レポはこれにて終了です。

最後に西表島の7月2日夜明け前、天の川にもう一度逢いに行きました。
前日の満天の川には及びませんでしたが、それでもこれだけ写りこんでくれました。
しかも、6月28日の極大を迎えた、みずがめ座流星群の名残がまだあったのか、10枚撮ったうちの3枚に流れ星が写っていました。

大袈裟かもしれませんが、ポロポロとこぼれ落ちてくるイメージです。

まじ、お願い事が底をつきました。でへへ。

あとは叶うのを待つだけかな?

TIMELAPSE.JPのご紹介

 

TIMELAPSEにしました。
音楽はついてないです。
フッテージのみです。

こちらにも、いろいろアップしています。

+TIMELAPSE.JP
 http://timelapse.jp

実はこんなことも密かにやっていました。
思い描いているサイトには程遠い状態ですが、ようやく狙いの映像がひとつ撮れたので、紹介しちゃいます。

デジイチで微速度撮影 [TIMELAPSE]した映像をフッテージとしてアップしています。
追々、SEや、BGM、バイノーラル録音による自然音などもアップする予定です。

フッテージ制作に興味ある方はコメントしてね。
一緒に創りましょう。

天の川とトゥドゥマリの浜 / 西表島


今回、メインの旅の目的は、ある鳥さんの囀りを録音する事でした。西表島と言えば闇だよなとは頭の片隅にはあったものの、この日は八日目の明るいお月さまが居られるので天の川は諦めていました。

でも旅立つ前夜の寝床で、ふとイメージしたのが、八日目のお月さまは、一晩中星空を支配している訳ではないと言う事でした。満月に向かうお月さまは、真夜中過ぎには西の海に沈み、南の空には夏の天の川があるはずだ。ロケーションをシュミレーションしつつ眠りに着いたのでした。

そして梅雨明けしたばかりの西表島に到着です。夏の風物詩である積乱雲も、元気一杯にモクモクさせていましたが、陽が沈む頃になると徐々に晴れ渡ります。

さてそうなると、いよいよ寝床のシュミレーションを実行させるべく、同行の二人に、これから過酷になる?であろうスケジュールを告げるのでした。

鳥さんの囀りを録るには、夜明け前30分が狙い目なので、西表島だと4時30分には現地に到着しておきたいのです。で、八日目のお月さまが沈むのが午前零時過ぎ。決まりです。午前零時に宿を出発し、薄明まで天の川を微速度撮影したあと、今回の狙いの鳥さんが出現するポイントに移動し録音。朝6時か7時頃に宿に帰る。午後からは、あの地球交響曲五番の出演者でもある石垣昭子さんに会う予定だったので、あれれ、俺たち何時寝るの? ぶはは。

さてまずは天の川ですが、少々霞みがかっていたものの、ご覧のとおりバッチリ撮れちゃいました。しかもずっと拘っていた天の川を、西表島のトゥドゥマリの浜で撮れたのもウレシイな。今や貴重になった闇に感謝です。

後からTIMELAPSEにしたモノをYouTubeにアップしますね。
こりゃ、スゴイよ。

ブナの大木が寄り合う隙間から見上げた空は賑やかだった / 美人林


二時二十六分。
薄明が始まった。
今の時期は、日の出二時間前から薄っすらと明るくなる。

もうすぐ夜が明ける。
夏の夜は実に短い。

ブナの大木が寄り合う隙間から見上げた空は賑やかだった。

そしてこの一時間後、早起きの鳥たちが囀り始め、日の出頃まで大合唱が始まるのでした。