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Encounter with Memory / 記憶の邂逅

本当の色ってなんだろう?

ニンゲンの目は実に素晴らしい性能だ!
と言うよりも、脳が素晴らしいんだな。

ピン合わせから始まり露出補正や色補正を瞬時に処理をしている。

異なる露出、異なる色温度、被写界深度。
それを一枚の写真に収める時は至難の業だ。

また仮にそれを上手くまとめようとすればするほど、つまらない写真になりかねない。

CANON 5D MarkⅡを使っていた時も RAW現像していたけど、Foveonセンサーを使うようになってからは、RAW現像が更に楽しい。

記憶を頼りに一枚の写真を仕上げる究極の遊びだ。

それにしても、このDP2 Merrillをコンデジと呼んでもいいのか!?

ロケ地 / 宮崎県高千穂峡

+撮影機材
-SIGMA DP2 Merrill

真名井の滝 宮崎県高千穂峡

すでにGalaxyNoteで速報をアップしていましたが、今日帰京しましたので、これから暫くFoveonで撮った九州シリーズが続きます。ヨロシクお付き合い下さい。

さて、福岡空港に降り立ちレンタカーを借りて一路高千穂峡へ。
この日はドピーカンでして、エアコンも全開状態でした。

が、しか~し・・・
阿蘇に近づくに連れて何やらアヤシげな雲模様。
案の定、嫌な予感的中で、峠を越えたら雨がパラパラ。
そして目的の高千穂峡に到着する頃には、いよいよ本降りです。

更に間が悪いことに、雨対策などまったく考えてなかったという、おマヌケな状態。ま、そもそも今回はゆるいロケだったので・・・と言い訳をしておきましょう。

で、撮影はあえなく断念して、とりあえず宿泊地である熊本へ。
すると・・・
なんということでしょう~。
やはりあの峠を抜けたらピーカンじゃん(^^ゞ。
要するに高千穂峡にだけ雨雲さまが鎮座していたということです。

ちょっと悔しいので、翌日は鹿児島に行く前に、再度高千穂峡へ。
この日もドピーカンでしたが、例の峠を越えたあたりから、やはり空がアヤシイのだ。
そしてやはりパラパラときた。
しかし今日はちょっと違うのは、到着した時は雨は上がっていたということだ。

午前中の割りと早い時間に到着しましたが、すでに先客が沢山いました。
次にチャンスがあれば、夜明け前から狙ってみたい場所ですね。

あ、そうそうボートは、台風などの大雨により、増水していてクローズしていました。

ロケ地 / 宮崎県高千穂峡

+撮影機材
-SIGMA DP2 Merrill

Wonders of The Sun Shower / お天気雨の不思議

子供の頃、お天気雨によく遭遇した。
今から思うと、それは空が広かったからだろう。
遠くの天気まで見渡せたからだ。

東京にいると自分のいる場所ピンポイントしか認識できない。

千葉県にある谷津干潟は、だだっ広い。
ここで狙うのは、あのウユニ塩湖さながらの光景だ。
そう水面に写し出されるもう一つの風景。

何度かソレを狙って、ここに通った。
完璧ではないが漸く叶った。

間もなく最後の輝きと共に、大粒の雨が鏡の水面を消していった。
また来るね、谷津干潟。

+撮影機材
-SIGMA SD1
-APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM