前回のは北側ですが、こちらは賑やかな南側の天の川です。
やっぱり夏の天の川は賑やかでいいよね。
梅雨明けが待ち遠しいな。
真夜中過ぎに現地に到着し、夜空を見上げると、曇りの予報に反して、星がいっぱいですよ。しかもよく観ると天頂を挟んで北から南までバッチリの天の川ですぜ。
さて、どうする・・・
と言うのは、ワタクシは兼ねてよりTIMELAPSEと言う微速度撮影なぞしておりまして、ずっと撮りたいと思っていた天の川がそこにあるんですよ。
しかしそれを始めてしまうと、夜明けまでかかってしまいます。
そしたら、お目当てのモノを逃す事になりかねません。
撮影機材は一式持ってきているので、予定を変更する事も可能だよ。と心の悪魔がささやきます。いやいや、お目当てのモノは、今回を逃すとまた来年って事にもなっちゃうよ。と、しばしの葛藤が・・・。
で、初志貫徹と言う事で、TIMELAPSEは見送り、写真だけ数枚を撮る事にしたのでした。
さてさて成果は・・・
じゃじゃ~ん!
狙いの音は、まんまと玉砕(^^ゞ。
ま、イキモノ相手ですから仕方がないよね。
雲間には星星が顔を覗かせていますが、ご覧のよう春霞がはばかって、しかも眼下の諏訪湖の街の灯りが雲に反射してしまうため、雲から下は星が掻き消されてしまいました。
雲ひとつ無く、霞みも無かったら、街の明かりと天の川は共生できるのでしょうか?
それにここからのポイントは遠景に富士山です。
そんなショットを狙っています。
いつになることやらです。
+このショットは、21:30から1:30までの四時間をTIMELAPSE / 微速度撮影したヒトコマです。
実はこんなこともコッソリやっています。
まだ中途半端なサイトですが、よろしければチェックしてみてね。
▼TIMELAPSE.JP
http://timelapse.jp
思いついたのが午前一時過ぎ。
急いで準備して、千葉県の九十九里に向かう。
本当は野辺山とかのお星様がクッキリ見えると言われている場所まで行きたかったけど、時既に遅し(^^ゞ。
それとお天気のリスクも考え、比較的近場で光害の少ないところを選び、前回相性の良かった千葉の海に照準をあわせた。
現場に到着したのは、午前三時過ぎ。それから適当なロケーションを探す事30分。
東京を出発した時は曇っていた空が、見る見るうちに晴れ渡り、狙っていた北東の空も快晴とまではいかないが、それなりに抜けて、薄っすらと天の川らしきものも確認できた。
と言う事で、クッキリスッキリの天の川とまでは、ほど遠いけど、突然思い立って行った割には、まぁまぁの収穫でした。
さてさて、これからは寒さも和らぎ、日々暖かになっていきます。
ワタクシを含め天体観測な人達にとっては、梅雨明けまでの間は、じっと我慢の季節となります。