とりとめもないお話。
最近のデジカメはどれも良く写る。
コンパクトデジカメもデジイチも、いっせいに高画素・高画質に向かっている。
それを嘆いているヒト、特にフィルムからやってきた、イヤやっているプロに多いかな。
それはデジタルの宿命なのでしょう。
とりあえず、行き着くところまで行かないと次が見えてきません。
次と言うのは、やはり写り方かな。
それこそ空気感とでもいいましょうか。
しかしデジタル時代では、その考え方は難しいかもね。
だって機種別に味付けしたとしても、フォトショプなどのソフトを使えば、アッと言う間にそれ以上の味付けが出来てしまうのですから。
と言う事になると、素材はなるべくプレーンな高画素・高画質が良いわけで、テイストはお好きにどうぞって言うのが順当でしょうね。
今の時代プロは大変だ。
だってね、ネットを徘徊していると、プロ顔負けの写真を撮られる方が結構いるんですよね。
機材の進化に伴い、プロとアマの境目が難しくなっている。
自然写真なんて顕著だ。
地元にいて、毎日その風景に対峙しているヒトには、2~3日滞在しただけじゃ勝てませんよ。
自然写真は、その瞬間瞬間に居合わせたモンだけが切り撮れるんです。
プロは写真を撮る為に、さまざまな技術が要求されていたのですが、かなりの部分を優秀になったカメラがこなしてしまいます。
ですから技術にすがっていた人達はヤバイ。
これは写真家だけの話じゃありませんね。
技術はいずれ、機材が進化してみんなが簡単に扱えるものになってしまいます。
んじゃ、プロがプロであるためには、どうすればよいのか!?
最後はセンスの勝負なのでしょうね。
良い世の中になりました。
と言うことは、プロもアマも平等にチャンスがあると言うことでもあります。
ここまでのお話は、全て音楽制作に関してもあてはまります。
技術的なことで苦労する時代は終わったんですね。
これからはセンスで勝負する時代なのかもしれません。
ここまでダラダラ書いてきて、めずらしく読み直してみたんだけど、言葉が足りないな。
ちょっと誤解を招きそうな文章になっているかも。
ま、いっか。
折角書いたのだから、このままアップします。