ネイチャー

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春淡し、朧より「波朧」

春は、訪れたかと思うと、静かに溶けていきます。山の遅い新緑から海辺の夕暮れまで、淡くぼんやりとした予感が、少しずつ実体を帯び、そしてまた朧のように広がって消えゆく。『春淡し、朧より』シリーズの最終回は「波朧」。九十九里浜の海。波が寄せては返...
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春淡し、朧より「光朧」

九十九里浜の夕暮れ。干潟の浅い水溜まりに、シギの小さな群れが並び、沈む太陽の金色が水面を淡く染める。鳥たちは静かに餌を探し、長い影を伸ばしながら、波の縁で佇む。光は朧のようにぼんやりと広がり、砂と水と鳥の輪郭を溶かしていく。春の光は、まだ強...
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春淡し、朧より「華朧」

山の春は、ゆっくりと、しかし確実に満ちていきます。 平地ではもう花びらが散り始めている頃でも、高いところでは桜がようやく開き、淡く優しい色を添え始める。 『春淡し、朧より』シリーズの第3回は「華朧」。湖畔に広がる桜の枝が、水面にぼんやりと映...
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春淡し、朧より「流朧」

山の春は、ゆっくりとやってきます。平地では新緑が濃くなり始めている頃でも、標高の高い渓谷では、まだ淡く、静かに息づき始めたばかりの春が、水の音とともに動き出します。『春淡し、朧より』シリーズの第2回は「流朧」。西沢渓谷(山梨県)のエメラルド...
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春淡し、朧より「水朧」

2026年2月10日(火)から始まるIsland Gallery 企画展 / Spring Comes Earlyに参加します。私は今回5作品を出品します。春は、場所によって訪れ方が違います。平地ではもう桜が散り、新緑が濃くなる頃でも、山間...
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黄金色の海を歩く孤高の牡鹿(野付半島)

凍てつく野付の海を、黄金色に染める夕映え。その中を、一頭の牡鹿が悠然と歩いていました。平均すると毎年2回ほどのペースで北海道に訪れている私ですが、なるべく行ったことのない場所に行こうと考えて地図を眺める時間もまた楽しいものです。とは言え、や...