前のエントリーでアップした最初のヒトコマです。
昨夜は休日なので、普段よりも街の明かりはかなり弱いのですが、星星たちの輝きを消し去るには十分の光量でして、肉眼では一等星以外はほとんど見えなかったのでした。
なのでカメラの設定には苦労しました。街の明かりを白トビさせず、微細な星の光を捉えられるのは、かなりピンポイントな設定です。いや、もう少し追い込めるのかな? 今後の課題にしますね。
ぜひ画像をクリックして画像を大きくして見てね。
▼撮影機材
+CANON 5D MarkⅡ
+TS-E17mm F4L
突然思い立って九十九里まで天の川を撮りにいった。
薄暮が終わる20時くらいから初めて、お月さまがお出ましになる23時くらいまでの三時間が勝負だったのに、事のほかロケーションに手間取り、あろう事か21時を回ってようやくスタートしたのだから遅いよね(^^ゞ。
そうそうワンショットの写真を撮りに行ったのではなく微速度撮影です。
で、この写真からもお分かりの通り、すでに天の川はフレームの中央に位置しています。右下にはに明るい街の光が迫っていますので、時間が経つに連れて天の川は消え行く運命だったのでした(^^ゞ。
しかもお盆休みだったからなのか、以外にも車の往来があり、何度かヘッドライトにやられてしまいました。しかもそのほとんどがデートだったような・・・ちっ!
と言うわけで、TIMELAPSEにしてみましたが、残念ながら今回のはアップするのを見送る事にしました。この場所は去年の根本海岸のように飛行機の往来が多く、天の川を横切っていく様は何ともカッコいいので、いつかリベンジしたいと思います。夏の天の川があるうちにね。
西表島・石垣島の旅レポはこれにて終了です。
最後に西表島の7月2日夜明け前、天の川にもう一度逢いに行きました。
前日の満天の川には及びませんでしたが、それでもこれだけ写りこんでくれました。
しかも、6月28日の極大を迎えた、みずがめ座流星群の名残がまだあったのか、10枚撮ったうちの3枚に流れ星が写っていました。
大袈裟かもしれませんが、ポロポロとこぼれ落ちてくるイメージです。
まじ、お願い事が底をつきました。でへへ。
あとは叶うのを待つだけかな?
今回、メインの旅の目的は、ある鳥さんの囀りを録音する事でした。西表島と言えば闇だよなとは頭の片隅にはあったものの、この日は八日目の明るいお月さまが居られるので天の川は諦めていました。
でも旅立つ前夜の寝床で、ふとイメージしたのが、八日目のお月さまは、一晩中星空を支配している訳ではないと言う事でした。満月に向かうお月さまは、真夜中過ぎには西の海に沈み、南の空には夏の天の川があるはずだ。ロケーションをシュミレーションしつつ眠りに着いたのでした。
そして梅雨明けしたばかりの西表島に到着です。夏の風物詩である積乱雲も、元気一杯にモクモクさせていましたが、陽が沈む頃になると徐々に晴れ渡ります。
さてそうなると、いよいよ寝床のシュミレーションを実行させるべく、同行の二人に、これから過酷になる?であろうスケジュールを告げるのでした。
鳥さんの囀りを録るには、夜明け前30分が狙い目なので、西表島だと4時30分には現地に到着しておきたいのです。で、八日目のお月さまが沈むのが午前零時過ぎ。決まりです。午前零時に宿を出発し、薄明まで天の川を微速度撮影したあと、今回の狙いの鳥さんが出現するポイントに移動し録音。朝6時か7時頃に宿に帰る。午後からは、あの地球交響曲五番の出演者でもある石垣昭子さんに会う予定だったので、あれれ、俺たち何時寝るの? ぶはは。
さてまずは天の川ですが、少々霞みがかっていたものの、ご覧のとおりバッチリ撮れちゃいました。しかもずっと拘っていた天の川を、西表島のトゥドゥマリの浜で撮れたのもウレシイな。今や貴重になった闇に感謝です。
後からTIMELAPSEにしたモノをYouTubeにアップしますね。
こりゃ、スゴイよ。
二時二十六分。
薄明が始まった。
今の時期は、日の出二時間前から薄っすらと明るくなる。
もうすぐ夜が明ける。
夏の夜は実に短い。
ブナの大木が寄り合う隙間から見上げた空は賑やかだった。
そしてこの一時間後、早起きの鳥たちが囀り始め、日の出頃まで大合唱が始まるのでした。
後ろ髪を引かれつつ、星峠から今回のお目当てである美人林にきました。
そこでもこの通り、天の川はバッチリなのでした。
梅雨の合間の晴れ間で、湿気もそれなりだったのに、凄いぞ天の川。
と言うか、新潟の空の暗さが凄いのかな?
新潟の事、すっかりお気に入りになりました。
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