「北海道」タグアーカイブ

崎守町の一本桜 [北海道室蘭]

某クライアントさまからの強いリクエストにより、北海道の桜は必須だったのです。
要するに、未だ日本を語るには、フジヤマ・ゲイシャ・サクラだそうな・・・

ホントか!?

なので、何しろ今回の映像作品にはサクラのフッテージは欠かせません。
で、問題はどうやってサクラを収めるかだ。

サクラって写真でも映像でもムズカシイ被写体のひとつだと思うのです。

そこでいろいろリサーチした結果、沢山のサクラが密集していて有名どころは、やはりヒトも多いので、それを避けることは不可能。
とは言え、名も無きところは、それなりでつまらん。
しかも、ピークは1週間くらいと短い。
難しい宿題を言い渡されたみたいで、マジ参りました。

で、あちこちネットを駆使して検索していると・・・
おぉっ、見つけました。
広大な敷地にたった一本だけのサクラの木。
そう、これは室蘭にある『崎守町の一本桜』。

満開の時期を逃すまいと、情報収集には神経使いました。
なにしろ、今年は全国的にかなり開花時期が早いようで、例年の情報は全く当てになりません。
前日降り続いた雨も、すっかりあがっていて、青空は出るわ、良い雲が流れるし、正に微速度撮影 [TIME LAPSE]にはもってこいだったのでした。

午前中はこれでお仕舞い。

このあと、室蘭から津別へと向かうのでした。

美瑛を目指せ [北海道]

最初の計画では室蘭を拠点にして、移動を極力減らし、少しでも多くのフッテージを稼ぐ事を目論んでいたんです。

しか~し、着いたその日は、ドピーカンによりひとつもシューティングできず、心の中で、ほんの少しヤナ予感が走ったのでした。
で、室蘭のとびきりまず~いディナーをとった後、ホテルに戻りいそいそとネットでお天気のチェック。

うぉぉおおおを。。
なんと、北海道で室蘭にだけ、雨雲があるじゃん。
しかも、ほとんど一日中ときたもんだ。
よりによって室蘭にだけ雨雲があるんだよ。
参ったね。

さてどうしよう、晴れている場所は・・・
おぉぉぉおおお!
大好きな美瑛が、辛うじて晴れそうなカンジ。
もうね、迷わず翌日は美瑛に向けて出発ですよ。
でもね、意外と遠いのよね。室蘭から美瑛までって。
しかも高速使って真っ直ぐに目指せば良いものを、途中で高速とはバイバイして、下の道をひたすら走る事にした。


もちろんその間も、撮影ポイントを探しながらですよ。
途中護岸されてない美しい河を発見し、降りられるポイントを見つけ、すかさずカメラをセットした。


  
結局、美瑛についたのは、夕暮れ間近だったのでした。
今回もまた『哲学の木』は、よく歌っていましたよ。
う~む、この木、まじヤバイっす。

下の画像をクリックすると、全部見られるよん。

美瑛を目指せ

ピーカンな北海道ロケ初日

ただいまぁ。
今回の北海道ロケは、お天気に振り回されちゃいました。

微速度撮影[TIME LAPSE]に向いている条件としては、モクモクとした雲の動きがあげられます。
要するに、青空輝くピーカンでもダメダメだし、雨が降ったら撮影が難しい。
曇りでも、ドンヨリとしたメリハリのない曇りじゃお手上げです。

前置きはコレくらいにして、はじまりはじまり~~。

三泊四日のスケジュールでしたから、移動日なんて贅沢なことは出来ません。
千歳空港の着いてスグ、レンタカーに乗り込み、本日の宿泊先である室蘭に行きながら、ネットや Google Earthで仕入れていた漠然とした情報を頼りに、車を走らせます。
何しろお天気に左右される撮影なので、キッチリとした予定はまったく決めてません。
お得意の行き当たりバッタリのスタイルです。


と言うことで、お目当ての桜を中心に、カーナビとカンナビを駆使して探索しながらのドライブです。
桜は見事に満開だったけど、この日は、ご覧の通りピーカンと言う、なんとも悩ましい事に・・・。

さて、クルーのご紹介です。
今回の企画制作を統括する寅さんこと竹内さん。
このヒト、マジ寅さんにクリソツでしょ。
横顔よりも正面がヤバイね。
今まで、寅さんに似ているって指摘された事がなかったって言うから驚きだ。

そしてもうひとり、カメアシとしてボクネンズアート東京のスタッフさおりが同行しました。
このあと、カメアシデマトイに・・・
ぶはは。

明日から北海道にいってきま~す。

牧場にポツンと咲いている大きな桜狙いです。
ちょっとお天気悪くなりそうなんですが、まったくのピーカンよりはマシだったりします。
はい、例の微速度撮影 [TIMELAPSE]です。
大自然で目に見えて大きな動きがあるものって、雲しか無いんですね。
太陽も大きく動きがありますが、これがね、予想がついちゃう動きって意外と感動に薄いんです。
もちろん、日の出・日に入りで空の色が劇的に変わる時などは、素晴らしく良いんですけど、それに雲の流れが加わると、よりダイナミックになるんです。
さてさて、今回の北海道はどうなることやらですね。

以前公開した TIMELAPE映像『明日への祈り』ですが、YouTubeでブレイクしかけているようです。
ここ何日かで急にダウンロードが延びているみたい。
何方か影響力があるヒトが紹介してくれたのかな?って思って調べたんですが、そうでもなさそうなんです。
となると、これは地道な口コミによる現象なのかな?
どちらにしてもウレシイな。

そしてオモシロイ現象も発見しました。
最初にこの映像を site TINGARAで発表した時のダウンロード数の推移は、圧倒的に高画質バージョンのハイビジョン映像でした。次は高画質動画サイトの eyeVioで、最後が YouTubeです。

やはりアクセスしてくれているヒトの環境がだいぶ良くなってきたのでしょうね。
ほんの数年前では考えられない事態ですね。
なんだか未来が見えてきます。

ま、初動はそうだったのですが、流石に動画サイトの王様 YouTubeです。
今はeyeVioを大きく引き離しています。
で、ハイビジョン映像バージョンも、時期に追い抜くのかな?
それとも、YouTubeを観たヒトが、もっと高画質があるのを発見して、こっちも観てくれたりしちゃうのかな。
なんだか楽しいな。

ちなみに昨日一日で 300以上のダウンロード数でした。
ホントウのブレイクとなると、こんなもんじゃないんだろうね。

と言うことで、ここにも貼り付けておこうっと。
画質のチェックにもなるように、高画質の順番にしました。

▼明日への祈り / ハイビジョン映像 [1280×720/29.97fps]
 http://www.tingara.com/movie/asuenoinori.wmv

北海道 04 [石狩川 / 神居古潭 / 美瑛]

帰る日は大荒れの天気となりました。
なので特殊撮影は封印して、帰りの飛行機までドライブとなりました。

前日、日本海を目指して車を走らせた時に見つけたポイントがあるんです。
それが神居古潭(かむいこたん)。
予備知識がゼロだったんだけど、その地名に惹かれて行ってみる事にしました。
“神居古潭”って直訳するとアイヌの言葉で“神の村”だそうな。
う~む、なんだか神話の香りがしてきますね。
アイヌについて不勉強なので、神話で片付けちゃいそうになるけど、その村は、今も確かに存在しているけど、ヒトの気配が全く感じられません。
ココに暮らしていたヒトは何処に行ったのかな。

北海道 04 [石狩川 / 神居古潭 / 美瑛]

そしてやっぱり最後は美瑛の丘ですよ。
この場所は、日本の宝だね。
もちろん“哲学の木”にもご挨拶をしてきました。

  “またくるね”

北海道 03 [美瑛 / 石狩川]

この日も夜明け前からスタンバってました。
美瑛の丘は、とっても冷え込んでいて、恐ろしく寒いです。
素肌が出ている手は、ワンショットの写真を撮るのが精一杯で、一枚撮るとすぐにカイロが入っているポケットに直行ですよ。
朝の撮影を終え、ひとまずホテルに戻って体制を立て直し、午後からは日本海を目指したんだけど、途中で寄り道をしたために、結局海まで辿り着かず、石狩川の流れる辺に陣取ってこの日は終了となりました。
何しろ日が暮れるのが早いのだ。

北海道 03 [美瑛 / 石狩川]