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梅雨の合間の天の川 / 星峠

先週に引き続き、新潟に零泊二日の旅に行ってきました。

真夜中過ぎに現地に到着し、夜空を見上げると、曇りの予報に反して、星がいっぱいですよ。しかもよく観ると天頂を挟んで北から南までバッチリの天の川ですぜ。

さて、どうする・・・
と言うのは、ワタクシは兼ねてよりTIMELAPSEと言う微速度撮影なぞしておりまして、ずっと撮りたいと思っていた天の川がそこにあるんですよ。

しかしそれを始めてしまうと、夜明けまでかかってしまいます。
そしたら、お目当てのモノを逃す事になりかねません。

撮影機材は一式持ってきているので、予定を変更する事も可能だよ。と心の悪魔がささやきます。いやいや、お目当てのモノは、今回を逃すとまた来年って事にもなっちゃうよ。と、しばしの葛藤が・・・。

で、初志貫徹と言う事で、TIMELAPSEは見送り、写真だけ数枚を撮る事にしたのでした。

さてさて成果は・・・

じゃじゃ~ん!
狙いの音は、まんまと玉砕(^^ゞ。
ま、イキモノ相手ですから仕方がないよね。

天の川に白鳥が羽ばたいています [RAW現像比較テスト]

この二枚の写真は同じ RAWデータから現像しました。
左の写真は天の川まで良く写っていますが、実際に目で見たカンジは右くらいでしょうか。これだと星座がわかりやすいですよね。拡大してチェックしてもらえば良く分かると思いますが、実は右の写真にもたくさんの星が写っているのがわかるかと思います。ま、これはかなり極端な現像による比較ですが、RAWで撮ると、ここまで表現の幅が広がります。
デジタルやるなら RAW現像は覚えておいて損はないですよ。撮影以上にハマる事間違いありませんね。ワタクシがフィルムには戻れない最大の理由がコレですね。イチバン楽しいところを人任せにするなんてモッタイナイ事です。

満天の星空には天の川が流れていたよ

実は天の川の写真を撮りに行ったんじゃないんです。
天の川の TIMELAPSE [微速度撮影] を試みたのでした。
最終的には動画にして TINGARAで曲をつけ映像作品にしたいと思っています。
で、今回のウレシイ誤算として、と言うか、本来ならばミスとでも言いましょうか、あろう事かカメラの設定をミスってしまいました。 TIMELAPSE用に決めた設定が多岐に渡っており、現場ではチェックが行き届かず意外とミスる事があります。で、今回のミスは、いつもなら画像の保存形式は JPEG FINEを選択しますが、なんと RAWで撮ってしまったのでした。ご存知の通り RAWデータは非常に重たく、しかも JPEGに変換しないと他に流用できません。TIMELAPSEの場合、大量に撮影するため、RAWでの撮影は現実的ではありません。が、しかし撮ってしまったものはしょうがない(^^ゞ。と言う事で、せっせと RAW現像をすると、これがまた、JPEG撮影ではありえない画像が生まれたのでありました。
そのヒトコマがこれです。なんとも運が良いと言うか、今後は、天の川の撮影は RAWがデフォルトになってしまったのは言うまでもありませんね。

▼追記
いつもより大きな画像でアップしています。
まずは、この写真をクリックして、Pcasaに入ったら、画像の右上の虫眼鏡マークをクリックしてね。
ブラウザーを最大にしたら、そのまま画像も大きくなりますよ。
お好みでどうぞ。

月の河と天の川 [天河銀河]

まだ薄っすらと太陽の光の名残と、三日月が最後の光を海に照らし出しています。
星空を写したいので、感度はISO800にして14秒露光です。そのため、三日月は白飛び気味になりました。そうそう三日月とその右上のが一番星の金星ですが、その間に一本の光の筋が入っているのは、飛行機の光跡です。この時間、成田空港や羽田空港に離発着する飛行機の光跡が絶えません。静止画としてはこれは、あまり入れたくない光跡なのですが TIMELAPSEの動画となると、これがまた良かったりしそうな予感です。

左上にひと際輝いているのがジュピターこと木星ですね。これだけ星が出てくると、星座もわかりにくくなってきますね。しかしへび座や、へびつかい座は鮮明になってきました。

さてさて、ジュピターと三日月の間に眼をやると、うおおおぉぉぉぉを!
すでに天の川が写っているではありませんか。
これには驚きました。
だって、まだ太陽の光が少し残っている薄明だというのに、今夜はスゴイ事になりそうな予感です。
と言うか、この時点で小躍りしちゃいましたよ。

つづく。