ボクネンツアー第二段は、読谷村役場の前に設置されているモニュメント『萌芽』に会いに行きました。
現在は版画家として名が通っていますが、宜野湾市民会館のレリーフもそうだし、このモニュメントや、これから紹介するいくつかの仕事をみてみると、その肩書きがなんだか小さすぎますよね。
読谷村から依頼されて制作されたこのモニュメントは、日本国憲法第九条の精神に基づいてイメージしたものです。
世界から戦争が無くなる日が来るのでしょうか?
戦争している場合じゃないよね、もっと他にやらなければならない大事な事があるハズだね。まずは非戦だ非戦。
と言うことで、このモニュメント『萌芽』も素晴らしいよ。読谷村役場にはもうひとつ必見のボクネン作品があるよん。次はそれを紹介しますね。
今回の旅はボクネンズアート東京の沖縄研修でもあります。この日は沖縄のアチコチにある、ボクネンさんのパブリックアートを観てきました。まずは、宜野湾市民会館のロビーにある巨大なレリーフです。この場所は開館日であれば、誰でも観る事ができます。
この作品はレリーフですから半立体作品なワケです。つまり版画家になる前からすでに、立体も手がけていたと言うことですね。その立体ぶりも半端じゃないですよ。人体の骨格や肉付は、無茶苦茶リアルで立体を専門にやっているアーティストもタジタジになるでしょう。この時のボクネンさんは29歳ですよ。いやはや、まったくスゴイの一言ですね。
沖縄に行ったら是非とも訪れてほしい場所のひとつですね。
さてここでひとつエピソードを紹介しましょう。
この作品をマジマジと見ていたボクネンズアート東京の紗織が、最後にサインが記されている部分を写真に撮りながら、ひとこと・・・
“あ、この作品が完成した二日後に私が生まれたんだぁ”
いやはや、時が経つのは早いですね。
ふぅ・・・。
何度となく訪れている斎場御嶽(せいふぁーうたき)。今回の旅でもまた来てしまった。
“来てしまった”って何だかおかしな表現だけど、こんなカンジなんですよ。
伊是名渡りとかでもそうなんだけど、なんだかお呼ばれされているみたいに、本人の意思とは別の力が働くのかもしれない。
さて斎場御嶽のハイライトとなるのは、やはり一番奥にある三庫理(さんぐぅい)の小さな緑の窓から拝める久高島だろう。ここからの眺めはまさに聖地である事を感じずにはいられない。
しかしワタクシにはもうひとつ気になる場所があります。それはこの右の写真の場所です。
TINGARAのアルバム『みるやかなや』に収録された『美御水(ヌゥビィー)』とは、ここの2本の鍾乳石から流れ落ちる雨水なのだそうです。
詳しくはこちらでつぐみが解説しています。
▼美御水(ヌゥビィー)| みるや かなや
http://www.tingara.com/discography/album/miruya-kanaya/07nubee.shtml
こちらで『美御水(ヌゥビィー)』の試聴もできますよ。
とても美しい曲です。チェックして見てね。
▼みるやかなや | TINGARA
http://www.tingara.com/discography/album/miruya-kanaya/
はいはい、この三名がボクネンズアート東京のスタッフです。
では紹介しましょうね。
手前から、安斉紗織・大古場美貴・加藤紗希です。
それぞれにリンクしておきますので、アクセスしてみてくださいね。
今回の旅の様子が続々とアップされていますよ。
▼さおたんのしっぽ [安斉紗織]
http://saotan.exblog.jp/
▼ちゅらスタイル [大古場美貴]
http://d.hatena.ne.jp/micky_okoba/
▼このサキのサキ [加藤紗希]
http://internikki.cocolog-nifty.com/
沖縄本島南部にドライブした時は、かなりの確率でココに立ち寄る。
『浜辺の茶屋』。実に素晴らししコンセプトのカフェである。
ただただ安く仕上げたと思われるそのお店の最大のウリは、さちばるの浜を180度見渡せる絶好のロケーションだ。
どんなお洒落なインテリアでも、これに勝るものは無い。
耳を澄ませば、心地よく聴こえてくるのは波と風の音だ。
そこに TINGARAサウンドがあれば完璧なのだが・・・。
追伸:ここのライブラリーには TINGARAがあるとの事でした♪
ここは沖縄本島南部のさちばるです。
宮本亜門邸もすぐそばですよ。
そう言えば、何年か前に、亜門邸が完成したときのお祝いに行ったけど、おもてなしのセンスが光る素晴らしいパーティだったなぁ・・・。
ここも同じ場所です。
最近ではすっかり有名になった浜辺の茶屋も、亜門邸のご近所なのです。
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