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みなとみらい21に沈む瀕死の白鳥 [星の光跡]

大都会にも星空はあるんです。

と言う事で、この日の予報は晴れ。
しかし満月過ぎの明るいお月様は、21:40にはお出ましになってしまいます。
なので、チャンスは僅かな時間しかない。
お仕事終了後、あわてて横浜おお桟橋へ・・・

で、晴れていたとは言うものの、こうしてみるとやはり薄っすらと曇っており、スカッとは抜けてません。
その薄っすらとしたモノに都会の光は容赦なく反射してしまい、空は明るくなってしまいます。
これは北西の空を80分インターバル撮影をしたのを、コンポジットしたものです。
何とか明るい星たちは光跡となって現れてくれました。
しかし撮影技術による反省点はいくつかありました。

こりゃ、トライ&エラーの地味な世界だね。
ふぅ・・・。

クリックすると Picasaの大きな画像に飛びます。
そして、いつもより大きな画像でアップしてありますから、虫眼鏡で拡大してみてね。

星の降る夜、哲学の木にて [北海道 / 美瑛]

早めに夕食をすませ、美瑛の丘に行く予定だったのです。
20時頃からセットして、フレーム左上あたりから四時間くらいかけて『哲学の木』にかかる天の川を狙っていたのでした。

ところがこの日は、一日中吹雪いていて、天の川の撮影どころじゃない悪天候。
富良野の友人と食事をして、旭川に戻るのにも命がけ?(^^♪状態だったのでした。

すでに同行者は、夜の撮影なんてまったく考えてなかったようでしたが、諦めきれないワタクシは、移動する車の中から何度となく空を見上げます。すると・・・

吹雪いている雪の合間に、何となく見える小さな光を発見っ!
ほよよ、もしかしてアレはお星様でないかい。

カクシテ、我々を乗せた車は美瑛の丘に向かうのでした。

彦星さんことアルタイルとフォーマルハウト [星の光跡]

すっかり秋深し今日この頃ですが、東京でも夜空の方は寒さと共に透明度も増してきました。

このショットは、お日様が沈んだ17時頃から19時にかけての二時間の時間の流れを写したものです。
写真とは、真実を写すと書きますが、こうして見ると、眼で見た以上を写しだす事が出来るみたいです。
とは言え、これも真実の世界なのですよね(^^♪。

さてさてカメラは、東西南北、何処に向けているかわかりますか?
地軸を感じる事が出来れば簡単ですね。

これは真南から、ほんの少し西よりに向いています。

地軸を無視して現れている光跡は、飛行機とヘリコプターによるものです。
東京の空は、むちゃくちゃ賑やかですね。

で、この星の光跡ですが、この方向でワタクシの肉眼で確認できたのは、七夕で有名なあの彦星さんこと、わし座のアルタイルと、フォーマルハウトくらいでした。
今日は快晴かと思ったのですが、イマイチな星の見え方でしたから、おそらく霞みがかっていたのでしょうね。しかーし・・・
撮っている時は、ほとんど諦めモードでしたが、コンポジットの作業を始めたら現れてきましたよ。星の光跡が。条件が良かったら、もっと賑やかなのが撮れたのにね。

ちなみに彦星さんことアルタイルの付近には、あの天の川が流れているはずなんですが、流石に写りません(^^ゞ。撮影している時、あの辺りに天の川が流れているんだなって想いを巡らし、眺めていました。