Panasonic Lumix S1 / ハイレゾモードのインプレッション

少し前から Lマウントグループの Panasonic Lumix S1を使い始めている。みなさまご存知の通り、私は筋金入りのシグマーなので、ベイヤー機を手元に置くのは超久しぶりだ。

このカメラを導入した理由は、主に動画用としてなのだ。そのインプレッションはまた何れ披露しますが、まずは静止画もテスト撮影してみたのでご紹介しましょう。

普通にワンショット撮影に関しては、まあ、ISO高感度耐性だの、ダイナミックレンジだのと、色々とベイヤー機の指標となる専門サイトがやっていますが、そちらにはあまり興味が湧きません。と言うのも、所詮ベイヤー機の範囲を飛び出るものでは無く、Foveonな人からすれば、どれも五十歩百歩だと言うレベルだからだ。要するに対して差がない。

私がスチールで興味があるのは、ただひとつ高画質への追求だ。
最近では各社が採用しているハイレゾモードなる、高画質を期待してのマルチ撮影には大変興味があった。今回の Lumix S1より、さらなる高画質バージョンは Lumix S1Rなのだが、ワンショット撮影においては、先程も申し上げたとおり、ただ画像サイズがデカくなっただけのハズなので、ある意味大体の予想はつく。

で、やっとここで本題だが、Lumix S1のハイレゾモードはおよそ9,600万画素相当と言うから、ある意味、中判カメラの域にあたるので、これがどんなものなのかにも興味があった。

さて、やっと結論。いや、今回のこの被写体だけで結論もなにも無い話ではあるが、今の所の結論として、ある意味、波なので動きモノだから、当然細部には合成の破綻が散見される。とは言え、ワンショット撮影したカットよりも、明らかに好印象ではある。今後ファームウェアのアップデートで、更に高画質になるのでは無いだろうか。何しろ9,600万画素相当なので、とても画像サイズがデカイ。私は最終形態はプリントだと思っているので、このサイズがデカイというのは、それなりには高画質に寄与すると想像が出来る。今度実際にプリントしてみて検証してみます。

とりあえず、かなり大雑把なインプレッションなので、ご参考までに。

Location / Kujukuri Chiba ,JAPAN

+CAMERA
-Panasonic Lumix S1
-Art 14mm F1.8 DG HSM