Moss forest YAKUSHIMA / 苔むす森 屋久島

素のニンゲンをまったく寄せ付けない迫力がこの森にはある。
素のニンゲンとは、素手とか素っ裸とか、素足とか、所謂丸腰的な状態のことです。
まあ、それを言ったら、ニンゲンは素ではほとんど生活できる場所なんてないのですが・・・。

さてカメラネタも少々。
毎度言っていますが、やはり最強な森カメラはSIGMAの dpQuattroシリーズだと思う。
屋久島のような、月に35日雨が降ると言われている森では特にそう思う。dpQuattroシリーズはコンデジカテゴリーとしては少々デカイのだが、それでもどんなに小さなレンズ交換式カメラよりはコンパクトだ。
ボディと高画質な単焦点レンズがガッツリ組み合わさって吐き出す画は、他の寄せ付けないレベルの質を得ることができる。ただし単焦点なので、画角の自由度はない。なので、私は森歩きのときは、画角違いのdpQuattroシリーズを3台カバンに入れている。
ラインナップは、dp0 dp2 dp3だ。35mm換算だと21mm 45mm 75mmになるから、まあ大体の被写体はこれで網羅できる。
そして装備として重要なのは三脚だ。森の中は暗い。今どきの高性能なミラーレスにしても、手持ちで作品レベルの写真を撮ろうとすれば、やはり三脚は必須になる。
さてこのdpQuattroシリーズに私が愛用している使う三脚は、Velbonのキューブというとってもコンパクトなものだ。一見ヤワで頼りないのだが、風さえ吹かなければ、まったく問題ない。
雨降る森で重い機材を背負い、更にレンズ交換なんて気力も失せてしまいますが、dpQuattroとこの三脚ならセッティングも楽々です。よって超おすすめの森カメラということになるのです。

さてここまで話をしておいて何ですが、今回の私は4K動画撮影がメインでして、メインカメラがPanasonic Lumix S1で、レンズが3本。そしてそれなりの三脚も持っていきました。となると、これを一人で担いで山歩きは到底無理。強力な助っ人がいるからこそ出来るロケなのです。
そんな状態なのに、やはりどうしてもスチールも撮りたいので、コソッとカバンには、dp0Quattro1台だけを忍ばせて、このカットも撮ることが出来ました。


Location / Yakushima Kagoshima ,JAPAN

+CAMERA
-SIGMA dp0 Quattro + SFD MODE

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