Purple Beach / 紫の渚

Foveonセンサーのスゴイところは、何と言ってもその情報量だろう。
ちょっとベイヤーセンサーには未来が無いように思う。

RAW現像するには、今のところPhotoshopやLightroomに対応してないので、付属するSIGMA Photo Proで現像するしか方法はないのだが、これがまた秀逸だ。

何しろスゴイ情報量なので、ある意味、如何様にも仕上げることが出来る。これが正解と言うのは無いと言っても過言ではない。自分のセンスを頼りに、イメージする作風に仕上げれば良いのだ。

これからのデジタルカメラを使う写真家は、良い素材を撮らなければならないのは当たり前だが、現像テクニックも大事なファクターとなること必須だね。いやはや、なかなか奥が深くて楽しい大人の遊びだ。

この写真は少し時間帯が違うだけで、前回アップした場所と同じだけど、現像のテイストを変えるだけで、印象がかなり違う。どちらが好きとか嫌いとかは別にして、これだけ幅があるのは実に楽しい。
おそらく、また別の日に現像をしたら、違った仕上がりになるに違いない。

ロケ地 / 三番瀬

+撮影機材
-SIGMA SD1 Merrill
-APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM