鳥観なヒトたちって、その場所が荒らされるのを極端に嫌っています。
ひとたびネットに情報が載ったら、かなりのカメラマンやバーダー(バードウオッチ)が押し寄せてきちゃうからですね。出来れば自分だけのとっておきのポイントにしたいんでしょうね。その気持ちは分かる気がします。
それにヒトが沢山来て鳥たちにストレスを与えてしまうと、営巣を放棄してしまうとのことですから、なおさらですね。
この場所も、そんなとっておきの場所として、ここでも有名な、あのお魚博士である、かわむつさんのお友達から教えていただきました。なので、当然その場所は伏せなくてはなりません。それが鳥観なヒトたちのルールのようです。
珍しい鳥ともなると、それを狙いに全国どこでも駆け巡るヒトたちが、ワタクシの想像以上に多いんだって事が、今回の旅でわかりました。なにせ夜明けの森の音を狙っていましたので、現場には三時前に到着したのですが、そこにはすでに10台以上の車が待機していたんですよ。そりゃもうビックラこきました。夜が明けるに連れて車の数は増え続け、ワタクシが引き上げる頃には、かなりの車の数になっていました。
まったくもって、恐るべしです。
いやはや、知らない世界がまだまだありますな。