Merrill vs Quattro / Foveonセンサー対決

最近めっきり花を撮ることが少なくなったけど、今日は思うところがあって、テスト撮影を試みた。それはFoveonセンサーと言う同じ枠組みのMerrillとQuattroを、同じ条件で比較してみたかったのだ。
Quattroセンサーの登場からおよそ2年が経とうとしていて、その間、カメラのアップデートや現像ソフトのSPPのアップデートを何回か繰り返していて、徐々に画質が向上が図られていたのだが、ある部分ではどうしても先代のMerrillに追いついてない感があったのも事実。
そのある部分のひとつが、花の蕊(はなのしべ)の繊細な描写力だ。まあ、これも、等倍鑑賞なんてマニアックなことをしないかぎりは、誰も気が付かない程度の問題かもしれないが、私は大いに気になっていた。
そして今日、現像ソフトであるSPPも6.33となったのをきっかけに、DP3 Merrillとdp3 Quattroで対決させてみた。
これを撮影したカメラはdp3 Quattroだ。開放F2.8で蕊にピンを合わせている。開放なのにバッチリ蕊は解像していて、それ以外は上品にボケている。そしてF5.6まで絞った写真をチェックしたら、周辺の花粉のツブツブまでガッツリ解像していた。

ずっと気になっていた、ディテールのニジニジ感は払拭されていて、しっかりMerrillに追いついてた。しかもQuattroならではの良さはそのままだ。発売から2年も経っているのに、まだ進化しているカメラって、ある意味スゴイ。

作例を全てアップするのは、私の役割じゃないので割愛しますが、これからQuattroをゲットしようと考えている方、安心してください(*^^*)。Quattroはまだまだ成長しそうですよ。

あともうひとつ気になっているのは、雲のディテールなんだよね。今度Foveon向きな雲が出たら、またチェックしてみよう。


+CAMERA
-SIGMA dp3 Quattro

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