28-70mmのズームレンズってどうなのよ。
何でも便利に撮れるけど、結局何も満足いくレベルでは撮れないんじゃないのぉ。
(注:アートフォトレベルのお話です。)
結論、これはひと世代前の感覚だった。
とは言え、私はこの超コンパクトで便利なズームレンズを使った今でも、基本、本気の撮影にはやはり最高の単焦点をチョイスすると思う。でも待てよ・・・
これで何か不満があるかと言えば答えはNoだ。
おそらくこの画質を見て、あぁ、やはりズームレンズだから仕方ないよね~って言う人は、相当の目利きであることは間違いない。
つまり何が言いたいかと言うと、もうこれで十分じゃない? と言うことだ。
それでも私は究極を目指したいので、ここ一番の勝負所では、やはり最高の単焦点レンズをチョイスすると思うが、果たしてこの拘りを見分けることが出来る人は、いったいどれくらいいるのだろうかとも思う。
同じようなスペックで、広角域こそ24mmスタートの 24-70mm F2.8 DG DN | Artがあるが、こちらはSIGMAの誇るArtラインのズームであり、基本現在の技術において最高水準のズームレンズだが、これに全く引けを取らないレベルに感じる。
それでいて相当コンパクトに仕上がっていて、更に懐にも優しいお値段設定ときているから困ったものだ。確かに広角域の24mmと28mmでは大きな差であることは間違いない。しかしながらそれを許容できるのなら、SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporaryをチョイスするのもアリだと思う。
とりあえず作例として、28mm / 35mm / 50mm / 70mm の焦点距離で撮影したカットをアップしておきます。
レンズテストの際、いつも言っていますが、現代のレンズでは中心付近が高解像なのはもはや言うまでもありません。大事なのは周辺の解像度です。是非ともそこら辺りをじっくりチェックしてみてください。
今回は、SIGMA fp Lのオリジナルサイズである6100万画素でもアップロードしました。
全く問題ないことが、おわかりいただけるかと思います。
▶28mm / オリジナルサイズ
SIGMA fp L + 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
▶35mm / オリジナルサイズ
SIGMA fp L + 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
▶50mm / オリジナルサイズ
SIGMA fp L + 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
▶70mm / オリジナルサイズ
SIGMA fp L + 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary
Location / Fixed-point observation from my home Tokyo ,JAPAN