陶芸家 宿谷麻衣の誕生秘話

来週 3月21日(水)から宿谷麻衣の4回目の個展が開催されます。

という事で、私が麻衣のクリエイターとしての才能を見つけた時のお話を紹介します。
ちょうど世の中にコロナと言う恐ろしげな流行病が広がり始め、いよいよ日本にも到達しようと言う少し前、つまり3年前の今頃になりますが、社員研修と称して福島と山形へ行ったときのことでした。

最上川ふるさと総合公園センターハウス

思い出したように美大卒の麻衣が、『そう言えば私の卒業制作した作品がこのあたりに展示されているんです。』と・・・

場所を確認すれば、今いる場所からかなり近くにそこがありました。
という事で早速Go!

最上川ふるさと総合公園と言うパブリックスペースの中にある、一際目立つセンターハウスの中にありました。

そしてその子は、2階に上がった階段の横に鎮座しておりました。


これかなりデカいです。
しかも焼き物ですよ。


上から見るとこんな感じです。


後ろから見ると背中全体にコロコロとしたもので覆われていて、更に中心はカラフルな玉のような、いや泡のような何かが吹き出している、う~む違うな、蠢いていると言うか、何とも形容し難い造形が目に飛び込んできます。

それが一体何なのか!?
そう言えば本人にちゃんと聞いてなかったので、未だ謎なのではありますが、何しろこれを見た瞬間、コイツは才能あるなって直感したのでした。

なので趣味じゃなくて、これからはちゃんと焼き物も続けたらいいよと、その場で言った記憶があります。

麻衣のうさぎに対する想いは、おそらくここが原点ではないかと推察しています。

みなさまもぜひチャンスがあれば、ここに訪れて見てください。

最上川ふるさと総合公園
https://m-furusato.sakura.ne.jp/


宿谷麻衣 作陶展『 雪解の彩り 』
同時開催 / 安斉紗織 彩色写真画展『雪月花』

会  期 2023.3.21(火)-26(日) open 11:00-18:00
入場無料 会期中無休
会  場 孔雀画廊 https://www.g-kujaku.com
     東京都中央区京橋 2 丁目 5-18 京橋創生館 1F
     phone / 03-3535-3334
主  催 Island Gallery