YouTube Video Awards Japan 2010 / 風景・夜景・自然部門に『究極の自然音 八重山~神々が集う場所~ | Island Sound』がノミネートされました。

YouTube Video Awards Japan 2010 / 風景・夜景・自然部門に『究極の自然音 八重山~神々が集う場所~ | Island Sound』がノミネートされました。
 
 

 

元々この映像は、自然音在りきで制作した、言わば音のプロモーションビデオだったので、こうして映像から話題になるのはとても嬉しい。音楽もそうだけど、単体ではなかなか広まりにくいモノも、映像があると、聴いてもらえるチャンスも増える。

しかしその逆もあり、映像は、それ単体では成立しない。音がなければどんなに美しい映像でも退屈で見ていられない。よってそれに付けられる音楽やナレーション、現場音などが重要な役割になってくるわけだが、実は映像制作において、プロとアマの最大の差は、音かもしれないとまで、私は思っている。

そしてより映像を引き立たせるのはやはり音楽なのだが、幸いにも私は TINGARAと言うユニットで活動しているので音楽は得意技だ。と言うか稼業である。音楽パートナーである米盛つぐみは、映像的な音楽を創る才能は、ずば抜けているし、そもそも映像を始めた理由に、自分たちの創った曲を、いかに多くの人に聴いてもらうかを考えたのがスタートだったでした。

kamigami_cdさて、今回のこの映像は、その得意技を活かした音楽じゃなくて、今年10月に、白百合女子大学の松前准教授、通称まっちゃんと、Island Gallery店長の安斉紗織、通称さおたんの三人で立ち上げた Island Soundレーベル第一弾にあたる『究極の自然音 八重山~神々が集う場所~』のプロモーション映像だったのでした。

何しろ、究極の自然音は、究極のインディーズレーベルでもあり、これはまったくのオヤジギャグのようだが、要するに、自分たちで宣伝活動しないと何も始まらない。

当初、映像制作は考えてなかったのですが、少しでもIsland Soundレーベルの存在を知ってもらうために、自然音を録るついでに撮ってきた映像を繋いで創ったのでした。今回の自然音のレコーディング方法が、自分たちの耳に直接小型の高性能なマイクを装着する、所謂バイノーラル録音のため、映像と一緒に撮ることはほぼ不可能。実際に撮ってきた映像素材はとても少なかったのですが、さすが自然の宝庫である八重山です。プロモーション映像には申し分ないクオリティのフッテージが撮れたのでした。

さて、前置きが無茶苦茶長くて恐縮ですが、ノミネートって事はこれから審査される訳で、みなさまの応援がカギになるらしい。とは言えノミネートされた時点で、多くの人に見てもらう、いやこの場合聴いてもらうチャンスが増えたわけで、この映像の役割としては充分果たされたことになるが、どうせなら、もちっと話題になってくれたら更に嬉しい・・・などと欲が出てくるものですから、こうして長々としたエントリーを書いたりしています。

YouTube Video Awards Japan 2010 | 風景・夜景・自然部門
http://www.youtube.com/VideoAwardsJP2010
投票期間】12月17日(金)~1月10日(月)