この写真は新潟の美人林というブナ林ですが、なんでも日本一だとか。で、何の日本一なんだろうってネットで調べたら、日本一と称するブナ林の多い事(^^ゞ。ま、何の日本一かはさておき、とても美しい場所でした。マイナスイオンが多すぎて、都会育ちのワタクシには空気が濃すぎます。ぶはは。
さて、久しぶりにradio TINGARAの更新をしました。
前々から暖めていた企画ですが、バイノーラル録音で採取してきた音を、紹介しようと言うものです。最後には TINGARAの作品になる予定ですが、それまでプロモーション代わりに、radio TINGARAで惜しげもなくお披露目しちゃいます。今までも、バイノーラルによる音源は披露していましたが、今回は自然音が中心です。もちろん都会の人工的な音も好きなので、そちらもやりますけどね。
で、その記念すべき第一回目を昨日アップしました。
今回は美人林で収録したゲラさんのドラミングの音です。もしかしたら天然記念物指定のモリアオガエルとの噂もあります。と言うか、そうかも(^^ゞ。どちらにしても興味深い音だし良い音ですよ。
いやはやフィールド初心者としては、観るモノ聴くモノ、全てが珍しいので、いちいち感動しております。
来週の火曜日には西表島と石垣島に行って来ますので、そちらでも沢山音を採取してこようと思います。
と言う事で、よろしければチェックしてね。
+コココの森より / バイノーラル自然音 [radio TINGARA]
二週連続して新潟に行ってきましたが、今週はお休みです。
久しぶりにゆっくりとした週末を過ごすことにします。
おっと、ボクネンズアート東京は土日も営業するようです。
ワタクシのフィールドの先生は、ボクネンさんの作品です。
作品から音も聴こえて来ますよ。
+開催決定 最終章『紅逢黒逢の刻』セレクション展
コメント
職場なのでまだきちんと聞けていないのですが、コココ、ケケケという音は蛙の鳴き声です。再生の環境だと思うのですが、実際に聞くより高い感じがしますが、シューレーゲルアオガエルの声だと思います。モリアオガエルはもっと低い声です。
あとモリアオガエルは繁殖地が自治体の天然記念物に指定されている場所はありますが、種が天然記念物に指定されているわけではありません。
かわむつさん
なるほどなるほど。
本家にも丁寧な解説ありがとうございます。
これが鳥さんなら、きっと穴掘るの早いハズ!現場の加工の時スケットしてもらいたなぁ〜。
かわむつさんの解説、とっても勉強になりました。シューレーゲルアオガエルっすか。カエルもいろんな鳴き声で鳴くので、録音対象としてはおもしろいです。
でも、こういう鳴き声がこれだけはっきりと録音できているのは貴重だと思います。うちのまわり田んぼだと、アマガエルの大合唱で打ち消されてしまいますから。
> 西表島と石垣島に行って来ますので、そちらでも沢山音を採取してこようと思います。
いいなぁ。たくさんの音、楽しみにしていますよ〜。あれっ?(^^)
ハルちゃん
ぶはは。
ワロータぞ。
まっちゃん
>> 西表島と石垣島に行って来ますので、そちらでも沢山音を採取してこようと思います。
>いいなぁ。たくさんの音、楽しみにしていますよ?。あれっ?(^^)
おぃおぃ、こらこら。
ぶはは。
本家にも入れましたが、カエルの専門家に聞いてもらったら、モリアオガエルの声だそうです。自宅と職場のPCで全然音が違う(自宅のPCのほうがスピーカーは上等)ので、疑問に思って聴いたところ判明しました。私のモリアオガエルの声のベーズは静岡産のものなのですが、新潟産に比べて声がより低いような気がするのです。今度また聴きにいってみよう。
機会があったら、アマガエル。シュレーゲルアオガエル、カジカカエル、トウキョウダルマガエルの声をゲットしに行きましょうか。近くにいますよ。
いまの時期だったら、西表島で「サガリバナ」は、欠かせません。夜中に咲いて、朝散る。マングローブの水面に、ポタリぽたりと落ちる時の音は、何とも言えないそうです。
と言っても私もまだ見ていません。ぜひひでおさんのカメラとマイクに収めて欲しいです。
かわむつさん
なるほど、ところによって、鳴き声が違うんですね。
興味深い話ですね。やっぱり方言があるのかな?
で、カエルの声には興味あります。
ぜひ、お願いします。
明日から西表なので、帰ってきたら連絡しますね。
ミミオルカさん
おぉぉ、これかなり、ハードル高そうですね。
と言うか、そんなのが撮れたらステキですね。
心に留めておきますので、チャンスがあれば狙います。
でへへ。
>ところによって、鳴き声が違うんですね。
興味深い話ですね。
田んぼで聞く場合と山で聞く場合とでも響き方が違うのですが、高い低いはあるようです。
実物を前にして話せば一番いいのですが、関西の田んぼでは、トノサマガエルとダルマガエルが共生していますが、個体数の多いダルマガエルはメスの前で鳴いても、メスにそっぽ向かれるとすぐにあきらめます。ところがトノサマガエルは個体数が少ないので、一度メスにあったら、千載一遇のチャンスとばかりに田んぼの端から端まで追いかけていきます。鳴き声もものすごく強弱を使い分けます。ですからカエルの気分でも鳴き声が変わります。
もうひとつは遺伝的に異なっている場合で、最近新種とされた先島諸島のサキシマヌマガエルと沖縄本島に分布するヌマガエルは微妙に鳴き方が異なります。以前、石垣に行ったときに気づいていました。鳴き声の違いが新種発見の鍵になることもあるのです。昆虫などでも知られています。死物学者(標本のみで生物を語る方)の方には絶対に気づけない違いです。