本日発売のSIGMA Art 105mm F2.8 DG DN MACROが届きました。
いつもの定番テスト撮影である、我が家からの定点観測で試みました。
マクロレンズなのに被写体がこれかいっ!
というツッコミはご尤もでありますが、レンズ性能をテストするのにはこれがもってこいなのです。なぜならば、いつも言っているように現代レンズにおいて中心付近が鬼解像しているのはもはや当たり前なので、周辺付近の解像度を調べるのには、この東京の高層ビル群が最適なのです。なぜならば基本直線が多いからです。
ご覧いただければわかることですが、近年のSIGMAのArtを冠するレンズについては、周辺の歪みは極限まで抑えられている。もうこれはデファクトスタンダードである。
という事で、この105mm MACROも例外ではない。
実に素晴らしい淀みのなく美しい直線が描き出されている。これがスタンダードになると、少しでも歪みがあれば、とてもとても不自然に見えるようになるから、人間の目というか、感覚はかなり高性能なのだと思う。
ファーストインプレッションとしては◎二重丸である。このあとまたオートフォーカスやボケ味なども検証してみたいと思う。
ちなみに二枚目のカットは、玉ボケの形を確かめるべく、あえてアウトフォーカスして撮影した。それを一枚目のカットに比較明合成をして遊んだものです。
中心付近はまん丸の玉ボケだが、周辺にいくにつれてレモンボケとなる。ちなみにこれは良いとか悪いとか言っているのではありません。
Location / Fixed-point observation from my home Tokyo ,JAPAN
+CAMERA
-SIGMA fp
-Art 105mm F2.8 DG DN MACRO