エメラルドの流れ / 10年前のデータを現在の技術で現像したら・・・

もう10年も前にSIGMA dp1 Merrellで撮影したカットですが、今の技術で再現像したらどうなるかというのを実験してみました。

結論から申し上げて、RAWデータは永久保存した方が良いですね。
今回の現像の流れは、まずはSIGMAの現像ソフトであるSPPで16BIT TIFFに変換。もちろんここで軽い現像を施します。
それからPhotoshopで画像強化と言う、当時はなかったモードにてピクセルサイズを2倍にして、それから気合の現像をしました。

何というか、もう完全に生まれ変わったようなデータに仕上がりました。
ここまで違うと過去データを掘り起こしたくなりますね。

それにしてもこのSIGMA dp1 Merrellのデータの持っている情報量は凄まじいですね。今の技術でゴリゴリ弄ってもびくともしないどころか、そのポテンシャルの高さに驚かされました。

SIGMAには是非ともFoveonセンサーの開発を続けていただきたいと心底思いました。


Location / Nishizawa Valley Yamanashi, JAPAN

+CAMERA
-SIGMA dp1 Merrill