永遠なる時のかけら

朝靄が静かに立ち込める水没林。そこには、立ち枯れた木々が湖面から突き出しており、神秘的で美しい光景が広がっています。霧が木々の間を漂い、水面がわずかに揺れるこの風景は、まるで時間が止まったかのような静寂に満ちています。

一瞬の美しさと時間の流れ
この水没林の風景は、まさに「永遠なる時のかけら」と呼ぶにふさわしい瞬間を切り取っています。しかし、この景色もまた永遠ではありません。時が経つにつれて、立枯れ木は少しずつ減少し、湖の姿は変わりつつあります。自然の摂理の中で、今この瞬間にしか見られない特別な美しさがそこには存在しているのです。
この一瞬をカメラに収めることで、時間の流れと自然の儚さを表現しました。霧の中の木々のシルエットと水面の反射が、幻想的な雰囲気を一層引き立てています。

撮影について
この写真は、SIGMA sd Quattro HとArt 24-35mm F2 DG HSMレンズを使用して撮影しました。SFDモードを活用することで、細部まで鮮明に、かつ柔らかな雰囲気を残した作品に仕上げています。朝靄の柔らかい光が、木々のシルエットを美しく浮かび上がらせてくれました。

展示のお知らせ
この作品は、展示作品「永遠なる時のかけら」「幽寂なる時のかけら」「静謐なる時のかけら」のシリーズの一部として公開しています。自然の神秘的な美しさを通じて、時間の流れや自然の移り変わりを感じていただければ幸いです。ぜひ会場に足をお運びいただき、実際の作品をご覧ください。


Location / Nagano ,JAPAN

+CAMERA
-SIGMA sd Quattro H + SFD MODE
-Art 24-35mm F2 DG HSM


Island Gallery 企画展 『時のかけら』
会 期 2025.4.29(火)-5.4(日)
会期中無休 入場無料
    open 11:00-18:00 / 最終日17:00まで
会 場 孔雀画廊
    104-0031 東京都中央区京橋2-5-18
    京橋創生館1F
協 賛 マルマン株式会社 Canson Infinity
主 催 Island Gallery

参加アーティスト (順不同・敬称略)
安斉紗織 / Giovanni Piliarvu / 平山孝一 /  オイ / 宿谷麻衣 / 石島英雄

※展覧会に関するお問い合わせはIsland Galleryへお願いいたします。


展示作品 / 時のかけらシリーズ

ぜひ、足をお運びいただければ幸いです。

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